8、日本語学校
7月14日(日)
<旅の総括>
一番心配した天候に恵まれ、元気に終了できたことで、まずは良しとしたい。小さなトラブルは、毎日のようにあったが、終わってみると、それらも旅の味付けになっている。
観光旅行を通して、良くも悪くも、ベトナムの現状を認識できたことは、私にとって大きな収穫である。
メコンデルタで出会った、カタール在住のオーストラリア人女性カメラマンから、名刺を貰っていたので、彼女のブログを検索してみた。すると、もうメコンデルタの写真と記事がUPされていた。さすがにプロのカメラマンだと感心しながら見ていくと、最後の方で私のことが書かれていた。
http://www.lydiashawphotography.com/blog/2013/7/vietnam-mekong-delta
In particular I'd like to mention Mr Ejima from Japan.
After 40 years of being an accountant and working every day with 'numbers,
numbers, numbers', he's enjoying his retirement by travelling the world
and being a volunteer Japanese language teacher.
So far he's been to more than 30 countries and has plans to do the Trans-Siberian railway next year, plus a long list of other countries.
67 is just a 'number' Mr Ejima...so continue your travels while you can...
it's an interesting planet.
翻訳すると:
「特に、私は日本から来た江島氏について述べたい。40年間にわたる会計係として毎日、数、数、数、の仕事をした後、彼は退職後の余生を海外旅行で楽しんでおり、そして、ボランティアの日本語教師でもある。
今までに、彼は30カ国以上訪問しており、来年は、シベリア鉄道での旅行を計画中である。更に他の国への予定もあるようだ。江島さん、67歳はただの数字です。だから、できる限りあなたの旅行を続けてください。地球は面白いです。」
そして最後にまとめた、スライド形式の写真集の中に、私の顔写真が3枚入っていました。いつの間に撮られていたのか知りませんが、他の写真と同様、「構図のユニークさ」に感心しています。
7月15日(月)
ベトナム史の年表を作成
7月16日(火)
ツアー会社に今回の様々なトラブルについて抗議のメール。
7月17日(水)
ツアー会社からお詫びの返事が来て、500,000ドン(2500円)の返金をしますとの事。しかし、メコンデルタでのガイドの対応が悪すぎたので、更に抗議を追加してメールで送った。
7月18日(木)
当日担当のガイドに確認し、ガイドの対応が悪かったことに対し、まことに申し訳なかったとの事。そして、メコンデルタ2泊3日の旅程に変更があったにも拘らず、ツアー会社のミスで、私に連絡していなかったことが判明。結局トラブルの根本原因は、ツアー会社のミスにあったわけだ。
ツアー会社は、「次回の旅行のときは、ハノイの三ツ星ホテルを提供し、ツアー代金から15%の値引きをします」と言ってきたが、こちらには次回の予定はない。それにベトナムに銀行口座を持っていないので、2500円の返金も、ホーチミン・シティの旅行代理店まで、現金を取りに行かねばならず、往復のタクシー代の方が高くなってしまう。
私は一切の弁償をお断りして、この問題を終わりにした。旅行会社は、日本でも同じであろうが、なかなかしたたかである。自分に責任があることがはっきりしても、その弁償は実にささやかであり、あわよくば言葉巧みに、次回の旅行を売り込もうとする。
旅行中に書いた日記の校正が終了。日記の中に挿入する写真の選別に入る。
中国語の講師から「夏休みになって、時間ができたからスカイプでの講義を再開してもいいですよ」とのメールが入る。「1か月以上も音信不通にしておいて、どういう了見なんだろう」と、腹も立つが、他の講師にはない力を感じている私は、お願いすることにした。
7月19日(金)
写真の選別を続けている。全部で1300枚の中から、いつもと同じ割合だと、1割ぐらいを使用することになる。
7月20日(土)
写真の選別終了。選別に迷うことが多く、機械的に決められない分、時間が掛かる。
7月21日(日)
選別した写真のリサイズ化、つまり、ネットにアップロードするときに、アップし易くする為に、画素数を小さくするのである。これは全く機械的な仕事だから、作業は簡単だが、選別したとは言え、写真の数が多いから、くたびれます。
PM2:00、久しぶりに中国語の講義。旅行の話をしていると「ハイ、今言ったことを中国語で言ってください」と来る。そんなこと無理だよと思うが、彼女が上手に助け舟を出してくれるから、時間は掛かるが何とか文章が出来上がる。
7月22日(月)
AM6:30、昨日に続いて中国語の講義。彼女が明日から家族旅行に出かけると言うことで、連続講義になった。しかも、ウイークデイの為、学校のスタッフが出社しない、早朝にスカイプで。
旅行記に写真の貼り付けをした。
7月23日(火)
写真にキャプションを付けた。
7月24日(水)
旅行記の、目次、表紙、地図を作成。
9月1日の帰国にあたり、ホーチミン〜ハノイの航空券を、ベトナム航空で予約した。今回はVISAカードが拒否される事はなかった。
旅行に行く前からそうであったが、このところ毎朝、ベトナム風きしめん(ホティウ)を食べている。
1、他に食べたい物がない。
2、そこそこ美味しい。
3、飽きない
が、その理由だ。
お店の人も私が行くと「ホティウ?」と言って笑っている。一杯100円だ。薄味の出汁がしっかり出ていて、豚肉、野菜が沢山で、栄養面から考えても不足はないと思う。ベトナム料理は数々あれど、進んで食べたいと思うものは、他にないのが実情でもある。最近は、二日に一度は、夕食でもホティウを食べている。
目次へ戻る
|