1.       出発前


1月: 準備段階


前書きのような訳で、ハワイ行きが決定したのは年明けの1月に入ってからであった。例によって航空券とユースホステルの予約をする。ニュージーランドや、イギリスの時と違うのは、ユースホステルの予約がインターネットだけでは確認できないことであった。必ず電話での確認を要求された。つまり確認の電話をして始めて決定となるのである。


インターネットだけで良ければ、24時間何時でも処理できるのであるが、電話だと相手が電話に出てくれないと話が進まない。現地へ行って分かったことは、ハワイのホステルの受付は、24時間の対応をしていない事が多い。夜は寝ていて当番を置いていないし、日中でも、例えば12時から17時までは閉鎖しているのだ。私は「休む所はきっちり休むことがハワイ流」と見た。


イギリス、アイルランドのホステルでは、その規模が大きいこともあってか、受付が24時間の対応をしている所が多かった。更に日本とハワイの間には19時間の時差があり、幾つかのホステルは、予約の確認電話を入れるのに難儀した事が、想い出に残る。


予約をするに際しては、熟慮して上で行うのであるが、それでも日程を詰めて行く内に、変更を余儀なくされることが生じる。今回は2,3のキャンセルや、変更が出てしまったが、いずれもこちらの要望を気持ちよく了解して、予約金は全額返金となり、ペナルティは課されずに済んでいる。これだけでもハワイのイメージはグーンとアップだ。



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